アイシングクッキーを知っていますか? 生まれたのは、18世紀のイギリス。 王室のお菓子をデコレーションするための技術が磨かれて、 のちに一般に普及したと言われています。 粉砂糖と卵白と水から作られる、このアイシングを 自由自在に使ってユニークな作品を作り出している アイシングクッキー工房「トリゴエカナ」のはるやまゆみこさんに アイシングクッキーの面白さや魅力をお話しいただきました。
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上:粉砂糖と乾燥卵白に水を加え、ハンドミキサーで練っていると、半透明の状態から、次第につやが出てくる。
下:食用色素をほんの少し加えてよく練り、色付きのアイシングを作る。黒のアイシングは竹炭で着色したもの。
左上:厳選した小麦粉とバターを使って作るはるやまさんオリジナルのクッキーは香ばしく、味わい豊か。 右上:透明なシートで作った「コルネ」に黄色のアイシングを詰めたもの。コルネの先端を小さく切り落とし、アイシングを絞り出す。 左下:まず、固めに作ったアイシングで色をつけたい部分の輪郭を描き、土手を作る。 右下:柔らかめのアイシングを土手の内側に、ムラなくたっぷりと塗る。この後、脚や目を描き、数時間乾燥させると小鳥のアイシングクッキーの完成。
上:好きな形を紙などに描き、それに添ってクッキー生地を切り抜けば、好みの形のクッキーができる。 下:アイシングの色づけに使う食品色素。ほんの少し混ぜるだけで、色とりどりのアイシングができる。
左:おなじみの食器も、アイシングクッキーになるとなぜか新鮮。真っ赤な琺瑯のポットや、湯呑み茶碗のつやがかわいらしく表現されている。 右:メッセージを描き込んだアイシングクッキーは、プレゼントしたら、箱を開けた瞬間に歓声が上がりそう。 cTrigo et Cana